歌謡界から消えた?《セクシーコンセプト》→《ガールクラッシュ》に。

昔から《セクシー》というコンセプトは、ガールズグループにとって重要なコンセプトの軸を担当しています。大手の事務所の場合、徹底した準備とトレンド分析、マーケティングを経て新人グループをデビューさせたり新曲を準備したりしますが、相対的に中小事務所は最初から世間に存在を刻印させるため《セクシー》というコンセプトを選択することが多かったのです。しかし、2015年に入って大衆は《セクシーコンセプト》から離れ始めました。

《セクシーコンセプト》全盛時代

少女時代、Wonder Girls、KARAなど清純で少女らしいティーンクラッシュコンセプトがメインとなった2009年半ばには、Brown Eyed Girls、AFTERSCHOOLなどが成熟したセクシー美で成功を収めながら《セクシーコンセプト》戦争の序幕を知らせました。

2010年に入りSISTAR、missA、RAINBOW、Secret、T-ARAなども《セクシーコンセプト》戦争に加わり始めました。少しずつコンセプトに差はありましたが、2009年〜2014年の間にデビューしたガールズグループのコンセプトの大部分が《セクシー》を軸にしていたと言っても過言ではない程、ガールズグループ市場に定着したのです。その中でもApinkやCRAYON POP、LADIES' CODEなど、自分達だけのカラーとコンセプトを前面に出してファン層を形成したグループも存在しました。

その後、《セクシーコンセプト》戦争は2014年にピークを迎えます。“夏のクイーン”SISTARが独走。AOAの「ミニスカート」やGirl's Dayの「Something」、チャート逆走を果たしたEXIDの「UP&DOWN」や、露出が多く議論になったSTELLARまで、《セクシーコンセプト》戦争に加わったのです。

消えた《セクシーコンセプト》

2015年前後にも《セクシーコンセプト》はまだ存在していましたが、世間は繰り返される過度な露出やパフォーマンス、クラブに似合いそうな音楽に飽きや拒否感を感じ始め、ガールズグループ市場に変化が生まれました。

2014年のRed Velvet、LOVELYZ、MAMAMOOから2015年のTWICE、GFRIEND、OH MY GIRL、APRIL、CLCまで。 《セクシー》とは距離がある清純派がコンセプトの第3世代ガールズグループがデビューをし、ガールズグループの主流コンセプトだった《セクシー》は徐々に居場所を失いました。更に、SISTARやmissA、T-ARA、Nine Muses、RAINBOW、Dal★Shabet、Hello Venusなどが次々と解散し、現在は“セクシークイーン”の席が空いた状態です。

《ガールクラッシュ》に進化

2019年ガールズグループ市場の主軸コンセプトは、《ガールクラッシュ》だと言われています。過去にも2NE1やBrown Eyed Girls、4minuteなどがガールズグループ市場の主軸を担当しましたが、現在のように完全な主流ではありませんでした。BLACKPINKや(G)I-DLE、ITZYなどはデビュー時からエレガントなカリスマ性を前面に出してガールズグループ市場をリードし、「FANCY」でカムバックしたTWICEも溌剌とした少女のイメージを捨て《ガールクラッシュ》で大衆から愛されました。

また、“清純ドル”のイメージが定着していたはApinkは昨年発売した「1つもない」を通じてカリスマ性を披露し、5月末にカムバック予定のCLCも「NO」を通じて変身に成功しました。

いつのまにかガールズグループ市場は第4世代へと突入しています。清純派、可愛さ、を経てセクシーそして《ガールクラッシュ》まで。彼女たちの次のコンセプトはどんな姿なのか、世間はすでに注目しています。

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