“悪くて、美しい” ガールズグループのミュージックビデオから見るメイクアップトレンド

全世界の文化トレンドを動かしているK-POPのミュージックビデオ。中でもガールズグループのメイクアップは韓国ビューティーの傾向をそのまま見せてくれる一番簡単で早い資料だと言われています。

過去、《舞台メイクアップ》と呼ばれた派手なメイクアップが、今は《チーム・カラー》を見せるための核心的なビジュアルライジング手段となっています。

ガールズグループは、アルバムのコンセプトで各チームの方向性や歌に似合うコンセプトを見せるために情熱を捧げます。衣装がこのようなコンセプトの決定の際に高い比重を占めますが、最近では衣装と同じくらい、あるいは衣装よりもメイクアップの方が舞台の完成度を決定づけるための核心的な要素となっています。

ガールズグループのメイクアップは大衆が真似をしたくなるようなものが一番です。メンバーそれぞれの個性をどのように引き立つようにするのかは二番目の問題とされています。すなわち‘女性がマネしたい女性’を作るのが企画者の悩みであり課題となっているのです。

最近女性アイドル達のワナビースター、また、ワナビースタイルはガールクラッシュが強気です。果敢に挑むカラーとデザインで強い女性像を表現するガールクラッシュ旋風が巻き起こり、ガールズグループのメイクアップでも‘ガールクラッシュ’は重要なキーワードとして急浮上しています。

◆ “女神の雰囲気を強調” 쎈 언니=強いお姉さん ガールクラッシュ

ガールクラッシュの代表格とされる“쎈 언니”という表現が、最近進化して“とても綺麗な女性”を称する代名詞となりました。BLACKPINKの新曲「DDU-DU DDU-DU」やRed Velvetの「BAD BOY」のミュージックビデオでメンバーたちが見せる、悪い女性の姿の中に女神の雰囲気を失わない、というのがバロメーターです。BLACKPINKは「DDU-DU DDU-DU」のミュージックビデオを通じて触れることができない雰囲気を強調して《人間 ブランド品》という修飾語を得て、Red Velvetは「BAD BOY」を通じて物静かな雰囲気とはまた他のイメージへの変身に成功しました。


YouTubeより

◆ “私も綺麗になるつもり” 大人の女性に憧れる ガールクラッシュ

TWICEが「What is Love?」を通じて見せたのは、また別の形のガールクラッシュでした。それは10代の女の子が夢見るメイクアップに対する憧れの姿です。 TWICEは、メイクの経験がなかったり綺麗なお姉さんに憧れる10代の女の子の心を狙撃するビューティールックをメインにミュージックビデオを制作。可愛らしい10代の姿を一番魅力的に表現する《果汁メイク》は彼女たちの力により更に浸透することになりました。また TWICEはメイクをしない素肌で度々空港に登場し、“芸能人だが芸能人のようでない”印象でファンに親しみやすさを植えつけています。


YouTubeより

◆ メンバーの個性を活かしたイメージ固め戦略

共通されたチーム・カラーが曖昧な場合には、メンバー個人のビジュアルを引き立たせる戦略を駆使するガールズグループもあります。中でもはじけた魅力を持ったMOMOLANDのメンバージュイが代表的です。レモン色の髪の毛に(現在はピンク色ですが…)お姫様を連想させるピンクのメイクアップは、一度見ると簡単に忘れることができません。


Twitterより

また、AOAのメンバーソルヒョンの場合はデビューから今現在まで長いストレートヘアと赤いリップで“簡単に触れることができない美貌”というイメージを揺るがないものにしています。


Instagramより

ガールズグループがイメージを見せる手段の中で一番パワフルなのが、彼女たちのスタイルです。《見せる音楽》として、愛されているガールズグループが見せてくれる一味違うスタイルは、コンテンツを消費するファンにとって最大の楽しみのひとつとされているのです。

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HAPPY

フリーライター / 広告代理店企画営業職を経て、フリーライターへ。 日本と韓国を頻繁に行き来しています。

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