EXO、BTS (防弾少年団)、Wanna One、、、どんどん拡大するアイドルグッズ市場

韓国流通業界がアイドルの“グッズ”市場に積極的に参入し始めています。“アイドルグッズ”とは、人気芸能人やゲーム、映画などに関する商品で、アイドルの写真やロゴ、キャラクターが描かれたTシャツやマグカップなどが代表的。現在、韓国国内のアイドルグッズ市場規模は1億ウォンを遥かに超えたものと推定されています。(“アイドルグッズ”の概念がまだ曖昧な為、どこまでをグッズに含むのかそれにより市場規模が変わり、正確な市場規模は集計されていません。)

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2016年の貿易投資振興公社によると、2014年基準の国内5大芸能事務所で販売されたアイドル関連商品の市場規模は750億ウォン水準でした。その後、アイドルグッズ市場が目に見えて大きくなり活性化されたという事実を照らしてみると、現在の規模は1000億ウォンを上回ったと業界は見ています。

国内の主要芸能企画社は、大きくなるアイドルグッズ市場に合わせて公式オンライン・オフラインのショッピングモールを開いて運営。既に対応を始めています。

アイドルグッズの種類の多様化

東方神起やEXOが所属するSMエンターテイメントは、2015年COEXの隣に6階規模のSMTOWNコエックスアティウムをオープン。建物の中にはグッズショップやスターカフェ、アーティスト体験スタジオ、SMシアターなど所属アーティストのファンにはたまらないスポットとなっています。また、CNBLUEやFTISLANDが所属するFNCエンターテイメントも2017年明洞にグッズショップFNC WOW!をオープン。BIGBANGが所属するYGエンターテイメントもYGタウンを運営しています。

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販売されるグッズの種類も多様化してきています。BTS (防弾少年団)のオンライン公式ショッピングモールでは、アルバム、ポスター、ポストカード、ペンライトなど基本的な商品の他に、衣類や髪ひも、バッグ、ポーチ、スカーフなどを販売。ほとんどの商品は一時的に品切れ状態になる程高い人気を得ています。

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アイドルグッズの人気は実際に売上数としても確認されています。コンビニCUが2017年の6月に発表した[防弾少年団 CUプラスT-money カード]は、一ヶ月の間に25万枚の売り上げを記録しました。それにより、交通カードの7月の売上高は前の月に比べ3倍以上に増える結果に。このような人気を受け、最近[防弾少年団 歯磨き粉]と[防弾少年団 歯ブラシ]なども発売しました。

インターネットショッピングモール「ティモン」はWanna Oneの公式デビューに合わせて交通カードとフィギュアキーリングを独占販売。交通カード11種とフィギュアキーホルダーが11種全て入ったフルセットの価格は21万7,800ウォン(約27,800円)という多少高額でありながら、初動準備量の500個が開始2時間で完売しました。

SMタウン、YG PLACEなどが入っているロッテ百貨店 小公洞本店のひと月の訪問客は平均1万2千人にのぼります。この2店舗を誘致した後、ロッテ百貨店本店ヤングプラザに若い客層の割合が急増。 2014年0.3%に留まっていた10代の売上の割合は最近4%となり、10倍以上に増えた結果です。

目立ち始めたデメリット

アイドルグッズのマーケティングが過熱され、懸念の声もあがっています。決まった金額を購入するとファンサイン会参加の応募機会を与えるなど、行き過ぎた商術へ変質される可能性があるからです。商品のほとんどがセット式で構成されていますよね。そのため、一つだけを購入したい場合でもそうすることができず、泣く泣くセット全てを購入することになります。また、アルバムを発売する際にいくつかのアルバムにファンミーティング招待券を入れ、販売開始後ファンミーティング招待券を得るために、同じアルバムを何枚も買うファンも大勢います。

アイドルグッズ市場が拡大したのは、単純にアルバムと公演だけで収益を維持しにくくなった芸能企画社が多様なキャラクター産業に目を向けたのが理由とされ、市場での可能性が確認され始めた現在、各社更に力が入っている状態です。これからもどんどん増えていくと思われるアイドルグッズの数々。これから一体どんなグッズが販売されていくのでしょうか。

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笠見 りり

フリーライター / 広告代理店企画営業職を経て、フリーライターへ。 日本と韓国を頻繁に行き来しています。

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