BIGBANG不在で迎えたピンチをYGエンターテイメントはどう乗り越えるのか。

韓国3大芸能事務所である、YGエンターテイメント。BIGBANGが所属している事務所、として広く名前が知られていますよね。そんなYGエンターテイメントですが所属歌手のカムバックが次々と行われているのは、5人のメンバーのうち4人が軍へ入隊しているBIGBANGの不在の穴を埋めるためでは、と韓国のオンライン上で囁かれています。

iKON→WINNER→BLACKPINK 所属歌手が次々にカムバック

YGエンターテイメントは2018年1月にフルアルバム「Return」でカムバックを果たしたiKONを皮切りに、4月にはWINNERがフルアルバム「EVERYD4Y」をリリース。引き続き3番目の走者としてガールズグループBLACKPINKのカムバックが控えていることを公式的に発表しました。約3ヶ月の期間に所属アーティスト3組が相次いで出撃するのはYGエンターテイメントとしては非常に異例な事です。YGエンターテイメントは過去にWINNERのカムバックの日程やiKONのデビュー日など度重なる日程変更を行い、何度も非難を浴びてきました。それだけでなく、ファンからボイコット宣言を受けたこともあります。そんなYGエンターテイメントとの間を置かないカムバック。これはBIGBANGのメンバーの軍入隊により売り上げ下落を危惧したYGエンターテイメントの早急な対応であると世間は見ています。

営業不振が続くYGエンターテイメント

実際に数字はどうなのかというと、過去1年間YGエンターテイメントと並び3大芸能事務所と称されているJYPエンターテイメントとSMエンターテイメントが好調な波に乗り株価上昇を記録する中、YGエンターテイメントだけが株価下落を記録。またYGエンターテイメントの2017年第4四半期の売上高と営業利益は各955億ウォンと46億ウォンで市場の予測を大きく下回るアーニングショックを記録しました。また、総合編成チャンネルJTBCを通じて放送したYGエンターテイメントのオーディション番組「MIX NINE」のコンテンツ興行惨敗による業績の悪化で営業利益も振るわない結果に。(※「MIX NINE」の視聴率は1%台を割ることが多く、最終回も0.987%という記録でした。同じオーディション番組の「プロデュース101シーズン2」や「The Unit」はMnetやKBSといった放送局の違いはありますが、5〜7%台を記録しています。)

稼ぎ頭BIGBANGの不在をどうやって乗り切るのか

YGエンターテイメントの稼ぎ頭であるBIGBANGの助けが期待できない状況のため、市場ではYGエンターテイメントの業績改善要因が不足しているという評価を下しています。BIGBANGの軍入隊の余波は2018年第2四半期に反映されると予想。この危機を防ぐためにBIGBANGが不在でも持続が可能なYGエンターテイメントだけのコンテンツの競争力が必要とされますが、iKON、WINNER、BLACKPINKといった総力戦が果たして埋めることができるのかは未知数と言われています。

BIGBANGという高い壁

iKONの「LOVE SCENARIO」や、WINNERの「EVERYDAY」は音源チャートで大成功をおさめました。しかし、まだまだ第2・第3のBIGBANGという大衆の認識が相変わらず残っています。何よりYGエンターテイメントの公演売り上げの50%はBIGBANGが占めていました。iKONやWINNER、BLACKPINKなどは人気を集めていますが、国内はもちろん海外でもBIGBANGを凌ぐ大きなファン層は確保できていない状態です。これは最初に安定した支援と継続的な活動がなかったため。十分に成長する可能性があるグループを事前にサポートできず、BIGBANG不在の緊急時に慌てて取り出す、という何とも惜しい形だと言われています。

SMエンターテイメントはメディアとエンターテイメントの全部門を一緒にしてエンター王国の席を固め、JYPエンターテイメントは国民的ガールズグループTWICEの活躍でエンター株時価総額面でYGエンターテイメントを軽く超えている状態です。ここに企業価値だけで1兆ウォンを超えると予測されるBTS (防弾少年団)の所属事務所であるBig Hitエンターテイメントが企業公開(IPO)を準備。 YGエンターテイメントが解決策を探すことができなかった場合には3大芸能事務所から追いやられてしまう可能性もあります。危機に追いこまれたYGエンターテイメント。世間が今後の歩みに注目しています。

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