防弾少年団の成功が飛躍の鍵?Big Hitエンターテインメントが歴代最高の業績を達成

大人気男性ヒップホップグループ・防弾少年団が所属するBig Hitエンターテインメントが快進撃を続けています。3月に発表されたBig Hitエンターテインメント の'2017年監査報告書'によると、2017年の売上高は924億ウォン(約91億円)、営業利益325億ウォン(約32億円)、当期純利益246億ウォン(約24億円)。これは起業以来最高の実績で、前年度の同期比売上高162%、営業利益214%、当期純利益173%が増加したものです。

Big Hit Entertainment 发布于 2016年10月30日

Big Hitの売り上げが3大事務所を上回る結果に

この結果は韓国のエンタメ業界にて3大事務所と呼ばれているSMエンターテイメント・YGエンターテイメント・JYPエンターテイメントを大きく上回るものとなりました。それぞれの事務所が提出した連結監査報告書によると、2017年の年間営業利益はSMエンターテイメントが109億ウォン、YGエンターテイメントは252億ウォン、JYPエンターテイメントが195億ウォン。これだけ見てもBig Hitエンターテインメントの数字がどれだけ凄いものか分かるかと思います。

Big Hitエンターテイメント設立までの経緯は?

Big Hitエンターテイメントは、1997年から2005年までJYPエンターテイメントにてシニア作曲家として活躍していたパン・シヒョクが独立し、2005年2月1日に設立されました。業務内容は芸能エンターテイメント業界のマネージメント代行・アルバム制作・貿易事業など。初期からJYPエンターテイメントと提携関係ではありますが、あくまでも提携関係というだけでサブレーベルではありません。

現在の所属アーティストは?

2017年だけで924億ウォンを稼いだBig Hitエンターテイメントですが、現在の所属アーティストはなんと2組だけ。

イ・ヒョン (Homme)

MBCのオーディション番組「ショーバイバル」で優勝した男女3人組グループ[8eight]のメンバーで、2AMのチャンミンとボーカルデュオ[Homme]として活躍しています。2018年2月にはソロとして「今度があるのかな」をリリース。ウェブドラマ「こんな花のようなエンディング」の映像で制作されたミュージックビデオは、イ・ヒョン特有の切なげな深みのあるボーカルと相まって感性を刺激すると話題を呼びました。

防弾少年団


言わずと知れた男性7人組ヒップホップグループ。2005年にJYPエンターテイメントから独立したパン・シヒョクが、Big Hitエンターテイメントを設立後、自身初の男性アイドルグループとしてデビューさせました。メンバー自らが楽曲のプロデュースや振り付けを手がけるなど、積極的にアルバム製作作業に参加しています。

Big Hitエンターテインメントの戦略により世界的な成功を収めた防弾少年団

2017年9月に発売した防弾少年団の5枚目のアルバム「LOVE YOURSELF 承“Her”」はビルボード200に7位でランクイン。月間で120万枚の売り上げを記録しました。リパッケージアルバムや他国語版を含まない単一アルバムのミリオンセラーは、2001年に発売されたgodの4集、キム・ゴンモの7集以降、16年ぶりという快挙です。通算149万枚の売り上げという大記録を成し遂げました。

また2017年には「ビルボード・ミュージック・アワード」の[トップソーシャルアーティスト賞]にジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデ、ショーン・メンデスといった名だたる面々と共にノミネート。6年連続で受賞していたジャスティン・ビーバーを破っての受賞は韓国のみならず世界中のメディアで大きく報道されました。アメリカの有名な音楽賞の一つ、「アメリカン・ミュージック・アワード」に韓国グループとして初めて招待され、「DNA」のパフォーマンスを披露したことも記憶に新しいですね。

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防弾少年団の育ての親!Big Hitエンターテインメント代表 パン・ヒョシク

そんな防弾少年団を生み出したのが、Big Hitエンターテインメントの代表取締役兼作曲家、パン・ヒョシク総括プロデューサーです。JYPエンターテイメントの代表であるパク・ジニョン氏に抜擢され、JYPエンターテイメントでプロデューサーとして活動しながら、godやパク・ジユンに楽曲提供をしてきました。その後2005年に独立。Big Hitエンターテインメントを設立、代表取締役に就任しました。8eight・2AM・防弾少年団のアルバムを次々にプロデュース。次々とヒットを生み出すヒットメーカーとなりました。2017年には防弾少年団を世界的な音楽グループとして成長させた功労が認められ、「大韓民国コンテンツ大賞」の海外進出有功部門で大統領表彰を受賞しました。

防弾少年団は公式的に活動していない期間にも自社の製作コンテンツを周期的に上げてファンとの疎通を図っています。楽曲の素晴らしさはもちろん、そうした地道な努力が海外ファンとの距離感を減らし、世界的な人気へと導いたのでしょう。韓国のエンタメ業界は[3大事務所]から[4大事務所]へと変化していくものと思われます。

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HAPPY

フリーライター / 広告代理店企画営業職を経て、フリーライターへ。 日本と韓国を頻繁に行き来しています。

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この記事へのコメント

4 件のコメント

  • 売り上げって書くと少し語弊がある気がするするんだけどw
    間違ってはないけどね!
    売上高に関しては、この4社の中で一番高いのがsmの3654億ウォンで、一番低いのがbig hitの924億ウォンでbig hit圧倒的に低い。
    営業利益は、一番高いのがbig hitで一番低いのがsm。
    ってことは、big hitは経費が他の3社に比べてめちゃくちゃ安いってこと。
    他の3社はアーティストたくさんいるし、経費がものすごくかかる。big hitはアーティストめちゃくちゃ少ないし経費がかからない。
    もちろんばんたんがめちゃくちゃ稼いでて、big hitが成長して凄いのは分かるけど、語弊があるような気がするなーと思って。

  • "売り上げ"とだけ書くと少し語弊がある気がする…w
    間違ってはいないんだけどね。
    売上高に関しては、この4社の中で一番高いのがsmの3654億ウォンで、一番低いのはbig hitの924億ウォン。
    で、営業利益が一番高いのがbig hitで一番低いのがsmでしたっけ?
    ってことは、big hitは経費が他の3社に比べてめちゃくちゃ安いってこと。
    ばんたんがめちゃくちゃ稼いで凄いのは分かるけど、big hitは他の3社に比べてアーティストの数もめちゃくちゃ少ないしかかる経費も少ないわけだし。売上高に関しては圧倒的に低いし…
    もちろん凄いけど!語弊があるなーと思って。

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