GOT7ベンベンにNCTテン…気になるタイの微兵制度の仕組み

突如舞い込んできたGOT7ベンベンとNCTテンの兵役報道。韓国の兵役のことは知っていても、タイにも微兵制度があるの?と驚いた方も多いのではないでしょうか。そこで気になるタイの微兵制度と、渦中のベンベンとテンについて紹介します。

くじ引きで決定? 明暗を分ける赤と黒

タイでは21才以上の男性に微兵検査を受ける義務があり、検査に合格するとくじ引きによって入隊か免除になるかが決定します。運命のくじ引きの開催は毎年4月。くじ引きの様子はテレビ中継までされるんです。こんな大事なことをくじ引きで?とも思いますが、軍の予算にも限度があり、全員を兵隊にしてしまうと人数が多すぎるという理由から。くじには2種類あり、赤を引けば[2年間の兵役]、黒を引けば[兵役免除]。また、陸軍・海軍・空軍のどこに配属されるかもくじ引きで決定します。特に海軍の訓練は厳しいことで有名で、海軍への配属が決まると気絶してしまう人もいるのだとか。

そんな運命のくじ引きですが、くじ引き以外にも徴兵を免除できる方法もあります。その方法とは、高校入学時に選択科目の“ロードー(タイ語でラクサーディンデーン、直訳すると国防という意味)”という3年間毎週一日終日の軍事訓練科目を受講することです。満了すると伍長の階級が与えられ兵役が免除されます。それ以外にも、徴兵される時点で公務員や障害を持つ人、親を介護する人や身長などの体格が基準に満たない人は兵役を免除される対象に含まれます。また、くじを引かずに兵役を志願するという選択肢もあり、その場合は年齢に応じて兵役期間が6ヶ月〜1年程に短縮されます。ちなみに微兵が決まったのに逃げ出したり知らないふりをしたりすると逮捕され、懲役10年とのこと。

韓国には微兵制度がある為、男性グループはどうしても入隊時期にメンバーの入れ替わりが発生し、音楽活動がスムーズにできなくなってしまう時期があります。その為、近年多国籍なメンバー編成のグループが増えてきました。タイ出身のGOT7のベンベンとNCTのテンも韓国で頑張っているメンバーです。共に成人を迎えている2人はこの4月に微兵検査を受けると言われています。

GOT7 ベンベン

1997年5月2日生まれ。本名はクンピムック・ブワクル。バンコク出身のリードラッパーで、目鼻立ちがハッキリとした綺麗な顔立ちに、どこか中性的な雰囲気が人気を集めています。

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ベンベンは母国タイでももちろん大人気で、グループ全体はもちろん、ソロでも多くの広告塔として活躍しています。

・スマートフォン [Vivo V9]
スラリと伸びた長い手足がとても魅力的なCMです。

・ソーセージ [CP]
スマートフォンとは打って変わって、可愛らしい表情が満載です。

タイ出身のベンベンにアメリカ出身のマーク、香港出身のジャクソン、GOT7は多国籍なメンバー編成で活動域を世界規模に広げ、韓国だけでなく、中国やタイで幅広い人気を見せています。

NCT テン

1996年2月27日生まれ。本名はチッタポン・リチャイヤポンクル。ラップとダンス担当で特にダンスは抜群に上手です。アイドルとプロのダンサーが同じチームになってパフォーマンス対決を繰り広げる番組「HIT THE STAGE」で完成度の高いパフォーマンスを披露し、一躍名前が知られることとなりました。

テンもベンベン同様、タイで広告塔として活躍しています。

・飲料ブランド [est PLAY]
NCTのメンバー、テヨンと出演。バンコクで開かれた新製品発売記者会見には約150名の取材陣が殺到し、記者会見後のファンミーティングには約2000名のファンが集まりました。

・海苔 菓子 [masita]
NCT のメンバー、テヨン、ドヨン、ジェヒョン、マークと出演。記者会見には約5000人のファンが殺到しました。

当然のことですが、ふたりともグループに欠かせないメンバーです。国によって制度も様々…、どのような結果になるかは分かりませんが、大きく報道されることは確実です。

彼らの生み出す素敵な歌やダンスがもっともっと世界中に響き渡りますように。

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笠見 りり

フリーライター / 広告代理店企画営業職を経て、フリーライターへ。 日本と韓国を頻繁に行き来しています。

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