K-POPの歌詞で最も多く使われる単語と防弾少年団の楽曲が受け入れられやすい理由って?

今や全世界的に関心が高くなっているK-POP。音楽にとって歌詞は当然重要な役割を果たしますが、韓国のとある大学教授が自身の著書を通じ韓国の大衆歌謡を分析し、K-POPの歌詞で最も多く使われる単語、そして防弾少年団に賞を贈りたい理由を語っていますので紹介します。

K-POPの歌詞で最も多く使われる単語って?

この大学教授は韓国音楽著作権協会に登録されている大衆歌謡60万4029曲のうち、韓国でよく聴かれた約2万6000曲の歌詞を1曲ずつ分析したそうです。K-POPの歌詞で最も多く使われた単語はなんとなく想像できるかもしれませんが、人称代名詞の『僕、俺、私』をあらわす『나』(ナ)と『あなた』をあらわす『너』(ノ)のようです。

そしてその次に使われた単語は「愛」をあらわす「사랑」(サラン)。ちなみに「나」「너」と「사랑」の間に「~もの」をあらわす「것」(ゴッ)が多く使われていると書かれていますが、これは単語というよりは抽象名詞に含まれるので詳しい説明は割愛されていますね。このような分析結果、韓国の大衆歌謡は『想いを寄せる人への自身の告白ソング』が多いということが分かりました。

季節別に多く使われる単語は?

また、特に恋愛ソングを制作するのに欠かせない単語が季節をあらわす『春』『夏』『秋』『冬』という単語。これに関しては単語数ではなく、季節の単語が含まれている楽曲数を単純に計算したものですが、最も多く使われたのが一年の始まり、出会いをあらわす『春』で、最も少なかったのが『秋』だそうです。防弾少年団の楽曲にも『Spring Day』という楽曲があるように、『春』と『恋愛』という単語は密接に関係しているようです。

ちなみに最も使用されなかった『秋』という単語ですが、韓国では『秋=別れ』を連想する傾向にあり、自然に秋をテーマにした楽曲は『失恋ソング』のような切なさ、悲しさを表現するものが多いようです。そのため『秋』をテーマとした楽曲は『春』よりも少ないものの、別れの楽曲は共感しやすく印象にも残るので、韓国人はもしかしたら『秋』の楽曲を多く聴いているかもしれない、と話しています。

防弾少年団の楽曲に賞を贈りたい理由って?

また、大衆歌謡で多く使われる単語とは別に、この教授は防弾少年団の楽曲を歌詞全体の側面からかなり賞賛しているのですが、その理由は『歌詞に方言が多用されていること』。防弾少年団は今でこそ恋愛ソングを歌うようになりましたが、デビューしてから数年は韓国の社会的な要素を歌詞に多く取り入れていました。

その楽曲のうち、2013年にアルバム『O!RUL8、2』に収録されている『八道江山』という楽曲で韓国の各地域の方言を取り入れていることから韓国全体で受け入れられやすいのではないか、と話しています。

防弾少年団メンバーの中にソウル出身者はいません。そのため自身が普段使用する方言を自然に歌詞に取り入れることができたと思われますが、このような地域の特色を生かした楽曲は大衆に広く聴かれるべきだ、という見解のようですね。

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