ユンナ(Younha)『View発売記念イベント』リリースイベントレポート

9月9日、ユンナの新しいミニアルバム『VIEW』がリリースされ、このアルバムの発売を記念し、13日に渋谷のタワーレコードでインストアイベントが行われました。その模様をお伝えします。
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■インタビュー

今回のアルバムのタイトル『View』というタイトルにした理由は?

私11年間歌って、幼い頃にデビューして、みんなそれぞれ人生激しいと思うんですけど、私も結構激しかったと思うんですね。『ほうき星』の時から今までいろいろあったんですけど、すごく落ち込んでいる時期もあるし、絶望した時期もあって今はそれ少し立ち直ったんじゃないかなって思うんですね。日本でまた歌えるかどうかっていうことについてすごく悩んでいた時期があってもしかしたらもう無理かもって思った時期があったんですよ。

私日本で活動していた時に学芸大学に住んでたんですけど、その町に久しぶりに行ったら幼い頃に持っていた情熱とか、「こういう想いを持ってたんだ」とか、「こういうところが大変だったけど、それもそれなりに楽しかった」とかいろいろ思うようになって自分の目の前にある風景を曲にしたいなと思って、それは聴き手によってそれぞれのViewになると思うんですけど、自分的には学芸大学の商店街だったんですね(笑) なので皆さんそれぞれの想いで、そういう場所はあると思うんですね。なので幅広い感じで『View』と付けるようになりました。
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学芸大学の行きつけのお店は?

古着屋さんが多いんですね。古着屋さんで結構いろいろちょくちょく買ってたし、今は韓国も古着屋っていうのが入ってくるようになって、ビンテージのお店とかできたんですけど、当時はそういう感覚がほとんどなくて新品しか売ってないような感じだったので、古着がすごく不思議で古着屋さんによく行ってたし、あともうちょっと商店街から入ったところでちっちゃいお風呂屋さんがあるんですね。そこが唯一アカスリをやっててよく行ってたんですよ。

今回のアルバムリリースに期待していることは?

チャートとかは期待していません(笑) チャートインとかはもう狙ってもないし(笑) それはもう重要じゃないかなぁ…まぁ会社的に重要かもしれないですけど、自分的にはみんなが見ている視線とユンナが見ている視線の共通点を感じて欲しいなってことですね。

日本でやりたい活動は?

実はツアーを回りたかったんですけど、今回のインストアライブでもいろんなところに行きたかったんですけど、なかなか日程的にそれができなくて、今回は行きませんでしたけど、是非機会があれば地方の皆さんも多分いらっしゃると思いますので、お1人でもユンナの歌を聴きたい方がいらっしゃれば行きたいと思います。
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ドラマ『深夜食堂』の撮影はどうだった?

大変でしたね(笑) 簡単な仕事は世の中にないというのを実感しました(笑) でも結構楽しかったです。その役自体もすごくインディーズで、道端で歌って…ていう役だったので初心っていうのも少し感じられるような役だったし結構楽しかったです。

日本語は今も勉強している?

オフィシャルな言葉ってあるじゃないですか?そういうのはもう一度勉強しなくちゃいけなかったんですけど、でも日本の友達もいるし、特に樹海(音楽ユニット)の愛未とか、ピアノ弾き語りで歌っているタイナカ彩智とか結構親しいんですけど、定期的に会ったり、あと温泉が大好きなので5、6ヶ月おきに来てますね。

あとタワレコさんも…韓国はオフラインでCDをいっぱい売っているところが本当にないので、聴きたい曲があったら日本に来て、タワレコさんに来てLPとかも売ってるので、いろいろ来れるように機会は作っていました。

肌のためにしてることは?

肌ですか?(笑) 皮膚科でしょうね、現実的には(笑) あと、最近使っている化粧品があるんですけど、中国でバカ売れしているらしい『ゲリソン』っていう…馬油クリームっていう化粧品が日本でも売ってるかどうか分からないんですけど。韓国で作っている化粧品なんですけど、それを使っているんですけど、皆さんにオススメしたいなと思います。
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(ゲリソンについてはこちらで調べてみました。)

韓国で爆発的な人気の馬油クリーム『ゲリソン』ってどうなの?
先日、歌手のユンナさんが日本で行ったリリースイベントで紹介していたClaire’sのブランド『ゲリソン(Guerisson)』の馬油クリームシリ...

■曲解説

ライブのMC中にそれぞれの曲の解説をしてくれましたので紹介します。

『星よりも遠い人』

10年前に『ほうき星』の時にこの曲を川村結花さんから頂いたんですね。デモの段階で「良い曲だけどユンナには合わないんだよね」っていう理由でデモの段階で外れて発売できなくなったんです。で、あの時は「私歌えるのになんで?」と思ったんですけど、10年経ってこのアルバムを制作しながら昔のデモをもう一回聴き直したら「やっぱりあの頃は全然意味が分かってなかったな」ということが分かりまして、この詩の内容とか、曲の雰囲気とか…。やっとこれ歌えるかもと思ったんです。

当時は『星よりも遠い人』って童話のような気がして、片思いで、身近にいながら遠く感じるような人なのかなと何となく思っていたんですけど、もう一回聴き直したら「これ死別かな?」という気もしたんですね。それぞれ皆さんの心に届くのは受け取り方がそれぞれ違うと思うんですけど、私はそう感じた曲です。自分で産んだ曲ではないけど、自分で産んだ気で本当に本当に大事にしている曲だし、この曲のためにもたくさんの方々に聴いて頂けたらなと思う曲です。

『View』

今回のタイトルでもありますけど、もう『ゆびきり』から『ほうき星』から、韓国の活動から、ちょっと日本の活動ができなかった時期もあって、歌いたいけど歌えなかった歌えない時期があって、仕事も一時期なくなったこともあるし、本当にローラーコースターみたいな激しい11年を過ごしてきたんですね。これからの人生も結構いろいろあると思うんですけど、27歳としては結構いろんな経験をしたんじゃないかと思うんですね。もちろん愛されてすごく良かった時期もあるし、仕事をしなくても幸せだった時期もあるし、いろいろあるけど、すごく絶望的な時期もあったんですね。

すごく落ち込んでいた時に、昔住んでたところ、私の情熱が始まってたところ、日本に来て一人暮らしをして活動をしていた最初の時期を思い浮かべながらもう一回その場所に行ったんですね。そこは現実的に言うと学芸大学ですけど、東横線の(笑) 学芸大学に一人暮らしで住んでたんですよ。その時に一番仕事も多かったし、すごく勢いもあったし情熱もあったので、久しぶりに日本に来た時、学大に行ったんですよ。

きっと皆さんもそういう場所があると思うんですね。何かを始めた場所、私が生まれた場所、私の故郷、何か意味のある場所が皆さん1人1人にあると思うんですね。その場所を思い浮かべながら聴いて頂ければなと思いながらこの曲を書きました。毎日毎日重ねていくとやっぱり大切なものって何?っていう風にすごいコンフュージョンする時が必ず来ると思うんですね。その時に初心というものでしょうね、きっと。なぜ私がこれを始めたか?なぜその時は胸が熱かったか?というのを考え直す時期も大切だし、それが未来に繋がるというのを少しは知ったと思います。

『雨の香り』

私は結構匂いに敏感な人なのかな?って最近思いましたね、このアルバムを仕上げてから。『View』にも匂いという単語が出てくるし、『雨の香り』もこの雨が降ってる時の特徴的な匂いっていうことで別れた人を考えるというテーマな曲なんですけど、匂いに敏感なのかなと思いました。梅雨の時期は終わりましたけど、雨が降ったらこの曲を聴きながらみんなそれぞれ想うその人を考えて頂けたらなと思います。

ライブの様子

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今回韓国からの日帰りでの来日のため、良いコンディションで歌えるかどうか心配だと話していたユンナさんですが、美しい声で多くのファンを魅了しました。

また今回のアルバムについて「このミニアルバムは私の11年間の活動が凝縮されていると言っても良いようなアルバムになったと思います。制作期間も結構長かったし、自分で作った曲がA面にもなったし。」「本当に個人的に気に入ってる」と明かしました。

ちなみにイベント後Twitterでは下記のように明かしています。

ミニアルバム『View』

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1. 雨の香り
2. 星よりも遠い人
3. View
4. 熱く私を (Japanese ver.) 韓国ドラマ「ピノキオ」OST
5. 朝が明けるまで feat. 2nd Moon (Japanese ver.) 韓国ドラマ「深夜食堂」OST

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