【L-enの韓国エンタメ分析】2017年のK-POPボーイズグループの序列と評価

様々なグループが活動し合うK-POP業界において各グループの評価や影響力は気になるものです。そこで前回の『K-POPガールズグループの序列』に続いて、韓国の芸能事務所CUBEエンターテインメントに以前所属し、現在東京でバーを経営しながらK-POP情報など韓国のエンターテイントビジネスとSNSの関係などについて分析・配信しているL-en(エレン)さんに今回はボーイズグループを考察をしてもらいました。

新大久保にあるL-enさんのカフェバー

L-en:今回は第3世代と言われている新人とそうではないグループを分けて、グループのランクを決めてみました。やはり第3世代前のグループはソロや演技など番組等に投資し、立ち位置をキープしている要素もあるので、ストリームや販売量などを単純比較してしまうと、新規のガールズグループに負けてしまいますが、古いガールズグループでも立ち位置を保っているグループもあるので、その面も含めて考えてください。

S:神の世界

-Old-
BIGBANG
「グループ全員が役割を果たしているグループ(G-DRAGONの比重が大きいことは確かではあるが)で、今後もジャンル的にも問題なく今の立ち位置をキープできると思われるグループ。グループとしての活動は今後減っていくと考えられるが、個人個人の影響力やプロデューサーとしての立場は残るだろうと考えられる。」

東方神起 + JYJ
「アーティストとしてはやはり韓国の頂点にいるものの、BIGBANGよりは個人としての影響力は少ない。今後はその影響力が徐々に減っていくのではないかと考えられるグループ。今の韓国の芸能界が現在柔軟になっている点から、今後再結成などもあり得なくもないため、そういうことがあったとしたら個人としてもグループとしての影響力を保つことも可能ではないかと考えられる。」



-New-
防弾少年団
「世界が知っているダンス+ヒップホップグループ。どのグループよりもメッセージ性を持ちながらもK-POPの良さを捨てずに続けているグループでもある。そのため今後の成長も考えられる。個人個人のプロデュース力もあるので今のBIGBANGのスタンスもしくはそれ以上になれると考えられる。」

EXO
「100万枚以上のアルバムを何回も売っている現状伝説のグループ。アジア市場で大きい影響力を持ち、SMのようなアイドルとして活躍している。メンバーがみんなまだ若いというところもあり、まだ成長も考えられるものの、東方神起とBIGBANGで見えるように個人としての影響力や長期的に続けられるかどうかは未知数。」

A:超えられない壁

-Old-
SHINee
「マイケルジャクソンのダンスチームのメンバーが振付けをしていたところから色やコンセプトが決まっているボーイズグループであり、グループとしての色は明確で実力・人
気共に優れている。しかし兵役後には個人の色が薄いためどういう風になっていくかは分からない。」

SUPER JUNIOR
「世間にとって親近感のあるアイドルであり、大多数のメンバー数によっても人気をキープできている。また(人気メンバーに限るが)個人の人気や認知度が高いので完全体での活動
はあまり期待できないが、人気、寿命共に長続きする可能性があると考えられる。」


-New-
SEVENTEEN
「EXO→防弾少年団→SEVENTEENの流れが来ると思われる。すでに短時間でこれほどのファン層があるところや人気・実力共にSランクと考えても良いところではあるが、まだ実績が追いついたとは言えないのでAランクである。確実にSランクになっていくアイドルグループSUPER JUNIORのような親近感で防弾少年団のようなセルフプロデュース、EXOのような実力があるグループ。」

NCT127
「SM特有の神秘さを持ちつつ、SEVENTEENのような実力もあるグループ。さらにSMからのアイドルということでEXO以降は資金的な支援も期待できるため、次のSMのメインボーイグルプになるのも期待できそう。ヒップホップよりの曲調とセルフプロデュース力も揃って行く予定だと思われる。しかしメンバーが固定ではないところがファン層形成やチームワークどういう風に影響与えるかが気になる。」

B:全国区

-Old-
2PM
「一時期野獣系アイドルとして大人気だったが、今はファン層のみが残っている状況」

FTISLAND
「韓国のアイドルバンドの元祖(その前もあるが、現在活発に活動しているグループはこのグループから)。特有なホンギのボーカルの力と曲調で今の人気をキープできると考えられる。」

CNBLUE
「インディーズ系のアイドルバンド。やはり他のグループとイメージがかぶらないので今後も人気は続くと考えられる。インディーズ風な曲調は長生きできる要因。」

HIGHLIGHT(BEAST)
「前事務所とまだややこしい利権関係があるグループでもあるが、一時期今の防弾少年団のように中小事務所から影響力を出していた珍しいアイドルであったグループでもある。事務所の社長が変わって問題があり、グループ名まで変わってしまったが、曲の著作権をヨン・ジュンヒョンが持っていたところが救いのポイントであり、今後も色を変えずやっていけるグループでもあると考えられる。しかし新人グループの中でどういう風に人気を維持するかは厳しい。」

INFINITE
「BEASTと同じような感じで色はまた違うが、セルフプロデュース力を持ったダンスで人気のあったグループでもあり、BEASTと同じくどういう風に人気をキープできるかが気になるところ。」


-New-
WINNER, iKON
「実力もあり、YGという大手のグループでありながら、まだ活躍できていないグループ。WINNERはメンバーは減ったものの、今回の反応も良く、BIGBANG不在ということで事務所の支援を得られるのではないかと考えられる。」

GOT7
「こちらも期待できるグループではあるが、まだ結果が得られていない状況。初期のコンセプトが不明だった点が強く影響したと考えられる。」

VIXX
「コンセプトアイドルという珍しいジャンルでもあって、今のような立ち位置が成立できている。今後も今くらいの立ち位置で続きそうなイメージ。」

BTOB
「デビュー時に同じ事務所の後押しが足りなく、うまくいってないものの、実力はある。」

MONSTA X, ASTRO, NCT DREAM
「新人グループである程度人気・実力・ファン層が形成しているグループの中では若い分、今後の成長が期待される。」

C:社交界

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SECHSKIES, 神話
「第1世代アイドルであるため、海外にはあまり人気がない。しかし大衆に覚えられているところや、ヒット曲を持っているところから韓国国内人気は期待される。」


-New-
BLOCK B, B.A.P
「最初に非常に大きい人気があったヒップホップグループでもあったが、他のグループの陰に押されている状況…。」

D:マニア層

-Old-
U-KISS, 超新星, Double S 301
「第2世代アイドルで海外人気はある程度持っているグループ達。給料は今後も稼げていけるかな?」

BOYFRIEND,TEENTOP
「実力の割には認知度が低い。」

NU'EST
「実力はBOYFRIEND,TEENTOPより少し低く、プロデュース101の影響でどういう流れになるか分からないが、そこまで影響力はなさそう。」

KNK, SF9, PENTAGON
「新人組で今後活躍できそう。まだ大した結果は出ていない。」

期待の新人

ONF, WANNA ONE, Golden Child, THE BOYZ, JB
「今年は防弾少年団の異例的な成功とWANNA ONEというI.O.I と同じ方式のグループがデビューすることでボーイズグループが登場する。そして多くの有名グループのメンバー達が軍隊に入ってしまうなどでボーイズグループのラッシュ時期に。WANNA ONEはもちろんB1A4の後輩のONF、そしてINFINITEの後輩であるGolden Child、イケメン軍団と呼ばれているThe Boyz、同じくプロデュース101に出演していたメンバーで支持率が高かったメンバーで構成され、グループとしてちゃんと活動することが決まったJBJまで、2017年にデビューする予定のグループはこれからの行方が気になるところ。」

L-en(エレン)

元CUBEエンターテインメント所属。K-POPなど韓国のエンターテイントビジネスとSNSの関係などにの関係について大学で論文を掲載。IT企業で新規事業のプロデューサー、プロジェクトマネージャーなどの肩書きも持ち、現在東京・新大久保でバーも経営中。

・Twitter:@Star_L_eN
・L-enさんのお店:K-style Cafe&Bar LeN(東京都新宿区大久保1-7-21,2F)

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